「神々の時代」 ギリシャ GREECE:THE ERA OF GODS
ギリシャ神話の神々が活躍するぺロポネソス半島やクレタ島・ミロス島などの
エーゲ海の島々が見える。
星雲、天の川にそぴえるのはオリンポスの最高神ゼウスの王宮である。
「太陽の創世」 エジプト・ペルシャ  EGYPT-PERSIA:CREATION OF THE SUN
エジプトからアラビヤにかけて、古代オリエントのこの地に今、大陽が沈む。
ユダヤ教では1日の始まりである。この地にも多くの太陽の神殿がある。
古代エジプト人は自然の中に神を見、生命の中心である太陽と生活が直接的であった。
「炎える岩」 シナイ SINAI:FLAMING ROCKS
旧約聖書によると、モーゼがイスラエルの民を引きいてエジプトから逃げのぴ、
神からの約束の地を求めて、このシナイの荒野を40年間さすらったとある。
モーゼが十戒をさずかった場面を連想して描き、「炎える岩」は「炎える柴」よりとった。
「煌月星天」 メソポタミア MESOPOTAMIA:BRIGHT MOON IN THE STARRY SKY
古代オリエントの幾多の文明がこの地に栄えた。星や月は煌々と輝り、その当時を知る。
絵では遠くガリラヤ湖を望み、イエス・キリストもこのような地を歩まれたであろう。
「夜明け」 インド INDIA:DAWN
インド・ベンガル平原、明けの明星もまだ残り、星が光になっていく。
朝の光が樹々に照り輝き、樹々が私たちに語りかけるもの。
「黄金の光」 インド・ブッダガヤー INDIA-BUDDAGAYA:GOLDENLIGHT
釈迦プッダが悟りをひらかれた地である。プッダは前方はるか向うの前正覚山で苦業をし、
このニレンジャナー河を渡り、今、この菩提樹の下に坐し悟りをひらく。
ガヤーから発する2500年前の光が今もつづく。
「母なるガンガ」 ガンジス GANGES:THE MATERNAL GANGA
インドの人々の聖なる河。「母なるガンガ(ガンジス河)は天界から流れる」と言う。
まさに源をヒマラヤとし、天界に通じる河である。
「ヒマール・天空の神々」 ヒマラヤ HIMAL(HIMALAYA):GODS IN HEAVENLY SKY
ヒマラヤは文明に最も遠く、神々に最も近いところであり、「神々の住む家」といわれる。
インドから発した黄金の光が雲となり雪となり風となる。
後方にはチベットや昆崙山脈、天山山脈がつづき、高峰ヒマラヤに虹がかかる。
「嶮巌岩雲」 中国 CHINA:ROCKY SKYSCRAPERS
インドからの光が、ヒマラヤで雪とまざり、中国で霧や雲にまざり、深山幽谷を流れる。