高千穂遙光 15P

高千穂遙光

秋のよく冷えた朝、高千穂は雲海にうまる。遠い神代の時代、地上界があまりに乱れていたので太陽の神がお隠れになり、この世が真暗になり人々は困り果てた。神はニニギノ命をお遣わしになり、頂いた稲千穂を蒔くと、雲は晴れ地上界に降りる事ができたという神話の地である。


太陽・月・自然を描く洋画家 三谷祐資